社会保険労務士試験の勉強法ネット

社会保険労務士試験で、苦手科目がある人へ

■苦手科目は合格の敵
社会保険労務士試験の勉強法についての教訓の一つが、「絶対に苦手科目を作らない」ということだ。

「雇用保険法が嫌いだ」とか「厚生年金保険法なんて全然わからない」とか言っていると、合格できないのである。

だから、得意科目はあってもよいけれど、苦手科目は、絶対に絶対に(強調)作ってはいけない。

■苦手科目はなぜいけない?
その理由は、社会保険労務士試験の合否判定方法にある。

まず、下の表を見てほしい。これが社会保険労務士試験の配点である。

試験科目 選択式 択一式
労働基準法・労働安全衛生法 5点 10点
労災保険法(+労働保険徴収法) 5点 10点
雇用保険法(+労働保険徴収法) 5点 10点
労務管理その他労働に関する一般常識 5点 5点
社会保険に関する一般常識 5点 5点
健康保険法 5点 10点
厚生年金保険法 5点 10点
国民年金法 5点 10点
合計 40点 70点

選択式問題は、各科目5点ずつの配点で、40点満点。択一式問題は、各科目10点ずつ(一般常識のみ5点ずつ)の配点で、70点満点である。(ちなみに、選択式も択一式も1問が1点。)

そして、この試験の合格ラインは毎年微妙に変わる。参考までに平成24年度試験の場合は、下記の①と②両方を満たした人が合格であった。
①選択式試験は、総得点26点以上、かつ各科目3点以上(ただし、厚生年金保険法は2点以上)
②択一式試験は、総得点46点以上、かつ各科目4点以上

上記の通り、選択式は各科目60%以上(厚生年金保険法のみ40%)、択一式は各科目40%以上の得点が確保されていないと、総得点がどんなに高い点数でも、不合格となってしまうわけだ。

■各科目を均等に
そういうわけで、「健康保険法は嫌いだから捨てることにして、その分労災保険法に専念しようっと。」といった勉強法はできない。

ただ一つ、捨ててもよいとすれば・・・それは労働安全衛生法。この科目は労働基準法と同じ科目として採点されるからだ。でも、やっぱり、全く勉強しないというのは、試験対策上、お勧めできない。それから、余談だけれど、この労働安全衛生法という科目は、社会保険労務士資格を取って実務をするようになったときに、なかなか重要なものなのだから、一通り勉強しておくにこしたことはない。

勉強法としては、苦手科目がある人は、その科目を敬遠せず(敬遠すると合格できない)、他の科目を2回通り読むところを4回通り読んだり、科目別問題集を重点的にやったりして、逆にその科目を得意科目にするくらいの勢いで勉強してみよう。

しつこく繰り返すけれど、社会保険労務士試験勉強法のコツ中のコツが、「苦手科目を作らない」ことなのだ。

>>合格のための勉強なら、通信講座がオススメ!